5月3日から宏樹庵と黒磯自治会館で始まったミュージックキャンプ。2日間のレッスンを経て、5日午後2時から由宇文化会館にて「散歩がてらのコンサート」。今年も無事に終了した。
3日は台風のような暴風雨で、自治会館でレッスンをしていても宏樹庵の駐車場に張ったテントが飛ばされるのではと心配だった。4日5日は大変良いお天気に恵まれた。
今回は陽子が小さい子を連れて参加するので、他の人にも子連れで参加できますよと声をかけたら3人の人が1歳や3歳の子供を連れて宏樹庵に泊まった。そのためキャンプ中は宏樹庵に8人も7歳以下の子供たちがいて、それに小学生や中学生が加わり、大変賑やかだった。結婚して子供が出来ても、もっと勉強したいと思っている人はいて、このキャンプはそういう意味で新しい展開を見せたと思う。
40人の食事は前もって煮込んでおいたカレーやセルフサンドイッチ、夜はバーベキューや焼きそばなどで賄った。子供たちが楽しみにしていたかがり火も焚いた。燃料にする竹をチェーンソーで30センチほどの長さにするのは1日にいらした桜庭先生にも手伝っていただいた。そのあとその竹を細かく鉈で割るのは子供たちの仕事。
2日間午前10時から午後7時半ごろまで17組のレッスンが続き、いつもは弦楽四重奏が多いのだが、今回はスメタナ、メンデルスゾーン、ブラームス、ショスタコーヴィチ、ハイドン、ミヨーなどピアノ三重奏曲がほとんどで私は食べる時間もほとんどなくレッスン浸けになった。初参加の8歳のみいちゃん、9歳のノンちゃんは親が前から参加していて来るのは初めてではなかったが、舞台でも堂々としていた。由宇町に実家があって今東京音大に通っている女の子もとても上手だった。
昨年から調子の悪かったガリア―ノが、キャンプの始まる少し前から、もしかしたら良くなってきたかもと手ごたえがあり、5日の本番でも桜庭先生から問題ないのではと言われ、これまでの重苦しい胸のつかえから解放されたのも大変うれしかった。
これでリサイタルに臨める。―--しかし、それにしても時間が足りない。

うつぎの紅白の花が美しく咲いた。

竹を切る
チェーンソーで竹を切る桜庭先生
江波家族
江波家族のハイドンのピアノ三重奏曲。おちびちゃんだった弘介君ももう5年生!
初参加ののんちゃん
初参加のノンちゃん
チェロ三重奏
今回はチェロの三重奏でポッパーのレクイエム。美しい曲だった。
初参加みいちゃん
初参加のみいちゃん
初参加ちいちゃん
初参加の知恵さん
初参加松村さん
初参加の松村さん
ウツギ
うつぎの花