ほのか。陽子の三女。10か月。自分で立てるが歩くのはまだ。
12月2日東京文化会館にて開催された石井啓子アンサンブルシリーズでは陽子はウェーバーのトリオで共演したので、その練習や本番の折、いつもほのかを連れてきた。上の二人は幼稚園で預かってもらったが、ほのかはまだ1歳になっていないので預かってもらえなかった。一時保育も探したらしいが見つからなかったと言う。今の時代、子育て支援が声高に言われているので母親の働きに合わせて色々な支援があるかと思っていた。例えば、登録制になっていてその家庭内で預かってくれるような所もあると聞いたことがある。陽子の住んでいる地域では残念ながらそういう場所がなかったのだろうか。
1回の練習は2時間くらい。その間、ほのかはレジャーシートの上でごそごそしたり、陽子につかまったりして過ごしていた。母親が一生懸命何かをしているのを感じてか、泣いたり我がままを言ったりはしない。本番の日、ゲネプロの間はベビーカーの中にいてもらおうとしたが、客席が暗くて怖かったのか機嫌が悪かった。仕方なく舞台に上げたらずっと陽子にしがみついていた。本番中は父親が来てくれたので助かったが、それにしてもあの小さな子がよく長い時間我慢するものだと感心した。

ポルシェセンターでの演奏会のあと、宏樹庵の上に建てる家の件で設計士さんや大工さんとの打ち合わせが宏樹庵であった。
宏二郎の奥さん(藍)が子供連れでやって来た。
一青(いっせい)。宏二郎の長男。これも10か月。ほのかよりだいぶ重い。
この子も我慢強い。3時間ほどかかった打ち合わせの間も全然邪魔しなかった。

この二人、どんな風に成長するのか楽しみだ。

美しかった庭の紅葉は雨ですっかり葉が落ちて冬景色になった。

ほの舞台デビュー
ほのか舞台デビュー
小さな巨人
小さな巨人
一青
一青