シンフォニア岩国での演奏会のため、8月10日に陽子と子供たちを連れて宏樹庵に帰った。

20日の演奏会が終わるまでは練習があったのであまり遊べなかったが、22日に子供たちの父親も来て、23日一緒にサファリパークへ行った。
折悪しく美祢地方に大雨警報が出されるほどの悪天候だったが、高速を降りてカルスト台地を行く頃には雨もだんだん収まってきて、サファリパークでは小降りになった。動物達の中には雨を避けて屋根の下に並んで入っている水牛などもいたが、車に乗ったままだんだん奥深くへ進み、大きな柵を越えるとライオンやトラなどすぐ近くで見ることができた。動物園のような檻の中に入っていないので少々危険も感じたが、監視員があちこちで見張っているようだった。
最後にふれあい広場があって、ヤギやカンガルーに餌を与えることができた。初めは怖がっていた晴香もだんだん大胆になってヤギに指をかまれそうだったが、何度もあげていた。

24日と27日には錦帯橋の所の川で遊んだ。
特に27日は子供たちがたくさん来ていて、少し年上の女の子が腹ばいになってバシャバシャしているのを見て、顔に水がかかるのが嫌いな晴香も少し水の中に入って泳ぐまねをした。石が好きで、いろんな石を拾っては集めたり投げたりしていた。

海には赤潮が来ているから泳げないと聞いていたので諦めていたが、28日にお土産を買いに由宇の潮風公園に来てみると、もう夕方だったのにたくさんの子供たちが遊んでいた。海水はとても澄んでいて、これならもっと早く来れば良かったと思った。ちょっとだけ砂遊びをして、かき氷を食べて帰った。

そして29日宏樹庵を後にした。

晴香は2歳4ヶ月だが、このところずいぶん言葉が話せるようになった。
いろいろと大人に指示を与えることもあって、例えば階段の降り方にしても、誰かに甘えたい時は
「バアバ、助けて!助けてよう!」
と叫んだり、
「お手々つないで」
と言ったり、
「順番!!!」
と言って自分が一人先に降り切るまで大人を上で待たせたり・・・
5ヶ月の絢香も宏樹庵にいる間に離乳食を始めた。ヨーグルトににんじんなどを混ぜたものをおいしそうに食べる。晴香は怪獣のような勢いがあり、時には絢香の上に乗りかかってしまうようなこともあるが、基本的には小さい妹をとても可愛がっている。
今度宏樹庵に来るのは来年の2月。二人ともどんなに成長していることだろう。



ライオンの赤ちゃんを抱っこして記念撮影


ヤギにえさを
「あっ、痛い!やぎさん、指を咬んだよ。」


前の日の雨で川は増水していて錦帯橋のたもとの中洲は無くなっていた。


晴香 2歳4ヶ月