2016年に岩国西ロータリークラブ主催で岩国市内の中学校を訪問し、前半は癌予防の講演、後半石井啓一郎啓子による演奏会を開催することが決まった。その年の10月、まず岩国中学校と麻里布中学校を訪れた。演奏時間は1時間で、ソナタや小品、それにお話しも交えて大変好評だった。それから毎年、次々と市内の中学校を訪れた。
しかし2020年コロナの蔓延で途絶えた。
2022年に再開。岩国市内の中学校はほぼ全部訪問したということで今年は再び岩国中学校へ。
岩国中学校は近隣の生徒数が少なくなった柱野中学校や藤河中学校も統合したので生徒数が現在550人余り。遠くからはスクールバスで通ってくる子もいるそうだ。
今回はブラームスのハンガリア舞曲やバスク綺想曲などの他に、今年亡くなった谷川俊太郎の詩に武満徹が曲を付けた「死んだ男の残したものは」も演奏した。これはベトナム戦争の時の詩だが、今、ウクライナやイスラエルで起こっている戦争にも通じるものがある。戦争は決して初めてはならないというメッセージ。生徒には詩をプリントして配った。ヴァイオリンの演奏では歌詞は無いが、どれほど伝わったか。
今年、日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞した。核兵器は決して二度と使ってはならないのに今、核の使用をほのめかす国も出てきている。そういう、正に危機感を感じるからこその受賞だと思う。日本の非核三原則も揺らいでいる。
演奏を続けていく中で、起こしてはならない戦争のことも言い続けられたらと思った。
![537791549716038167](https://livedoor.blogimg.jp/k_n_k_club/imgs/f/1/f1bd3102-s.jpg)
しかし2020年コロナの蔓延で途絶えた。
2022年に再開。岩国市内の中学校はほぼ全部訪問したということで今年は再び岩国中学校へ。
岩国中学校は近隣の生徒数が少なくなった柱野中学校や藤河中学校も統合したので生徒数が現在550人余り。遠くからはスクールバスで通ってくる子もいるそうだ。
今回はブラームスのハンガリア舞曲やバスク綺想曲などの他に、今年亡くなった谷川俊太郎の詩に武満徹が曲を付けた「死んだ男の残したものは」も演奏した。これはベトナム戦争の時の詩だが、今、ウクライナやイスラエルで起こっている戦争にも通じるものがある。戦争は決して初めてはならないというメッセージ。生徒には詩をプリントして配った。ヴァイオリンの演奏では歌詞は無いが、どれほど伝わったか。
今年、日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞した。核兵器は決して二度と使ってはならないのに今、核の使用をほのめかす国も出てきている。そういう、正に危機感を感じるからこその受賞だと思う。日本の非核三原則も揺らいでいる。
演奏を続けていく中で、起こしてはならない戦争のことも言い続けられたらと思った。
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