岩国西ロータリークラブが主催して始めたがん予防教育と音楽公演。2016年には岩国中学校と麻里布中学校、2017年には東中学校と川下中学校、そして今年は10月23日に平田中学校と灘中学校を訪問した。
どちらの中学校も宏樹庵から近い地域にあり、車でよく通っている道を今日は仕事をしに通るということに少し違和感を感じながら朝9時半に平田中学校に到着した。
今回のプログラムにはフランクのソナタを入れたので自分では譜面がめくれず音楽の先生に譜めくりをお願いした。初めてなので、ピアノの調子を見るとともに、その先生と譜めくりの練習もかねて始まる前に少しだけ練習した。
初めの30分はがん予防の話、ロータリークラブの会員の方がお話しされた。そしてその後、石井啓一郎啓子ヴァイオリンリサイタルが始まる。
ドビュッシーの小舟にて、フランクのソナタより第1楽章と第4楽章、同じくドビュッシーのゴリウォークのケークウォーク、ファリャのスペイン舞曲、サンサーンスのハバネラそしてチゴイネルワイゼンというプログラムだった。
300人余りの生徒たちと多くの先生方、それに地域の方もちらほらいらしていた。みんな緊張していたのか、すごく静かに聞いてくれた。もう少しリラックスしてもいいのにと思うほどだった。でも帰りがけに会った生徒は「良かった!」と言ってくれたので少し安心した。
午後は灘中学校にて1時半から。この中学校は石井の朝の散歩道にあり、生徒たちはすれ違うと必ず挨拶する。後ろから来てもわざわざ挨拶する気持ちのいい生徒たちだ。廊下には生徒たちが活けた花があちこちにあり、華道も誰か教えているような雰囲気だ。
ここでも午前中と同じプログラムを演奏した。ここの生徒の方が少し柔らかい感じがした。最後の生徒代表で挨拶した女の子も「一番心に残ったのはフランクのソナタで、ヴァイオリンとピアノの掛け合いがとても迫力があり良かったです。」と、ちゃんと聴いていたんだなと思えるような挨拶だった。
生徒たちはクラシックの音楽はCDやテレビなどでしか聴いたことがなくて、目の前で演奏家が演奏しているのを見るのは初めてだった。普段は演奏会に行く余裕はないのだろう。でも生の演奏はやはりCDとは違うことに気が付いたと思う。こういう体験が心の隅にいつまでも生き続けてくれたらと願う。
平田中学校にて
どちらの中学校も宏樹庵から近い地域にあり、車でよく通っている道を今日は仕事をしに通るということに少し違和感を感じながら朝9時半に平田中学校に到着した。
今回のプログラムにはフランクのソナタを入れたので自分では譜面がめくれず音楽の先生に譜めくりをお願いした。初めてなので、ピアノの調子を見るとともに、その先生と譜めくりの練習もかねて始まる前に少しだけ練習した。
初めの30分はがん予防の話、ロータリークラブの会員の方がお話しされた。そしてその後、石井啓一郎啓子ヴァイオリンリサイタルが始まる。
ドビュッシーの小舟にて、フランクのソナタより第1楽章と第4楽章、同じくドビュッシーのゴリウォークのケークウォーク、ファリャのスペイン舞曲、サンサーンスのハバネラそしてチゴイネルワイゼンというプログラムだった。
300人余りの生徒たちと多くの先生方、それに地域の方もちらほらいらしていた。みんな緊張していたのか、すごく静かに聞いてくれた。もう少しリラックスしてもいいのにと思うほどだった。でも帰りがけに会った生徒は「良かった!」と言ってくれたので少し安心した。
午後は灘中学校にて1時半から。この中学校は石井の朝の散歩道にあり、生徒たちはすれ違うと必ず挨拶する。後ろから来てもわざわざ挨拶する気持ちのいい生徒たちだ。廊下には生徒たちが活けた花があちこちにあり、華道も誰か教えているような雰囲気だ。
ここでも午前中と同じプログラムを演奏した。ここの生徒の方が少し柔らかい感じがした。最後の生徒代表で挨拶した女の子も「一番心に残ったのはフランクのソナタで、ヴァイオリンとピアノの掛け合いがとても迫力があり良かったです。」と、ちゃんと聴いていたんだなと思えるような挨拶だった。
生徒たちはクラシックの音楽はCDやテレビなどでしか聴いたことがなくて、目の前で演奏家が演奏しているのを見るのは初めてだった。普段は演奏会に行く余裕はないのだろう。でも生の演奏はやはりCDとは違うことに気が付いたと思う。こういう体験が心の隅にいつまでも生き続けてくれたらと願う。
平田中学校にて
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