宇部実行委員会
宇部市の大重で行われた第1回実行委員会

1974年5月11日(土)午後6時半より宇部市渡辺翁記念会館にて石井啓一郎ヴァイオリン演奏会が開かれた。
東京芸術大学を卒業し、この夏ドイツに留学することが決まって、それを応援するために石井啓一郎後援会が主催した演奏会だった。前半はベートーヴェンとブラームスのソナタをピアノ石井啓子と弾き、後半は宇部管弦楽団の伴奏でブランデンブルクの4番とモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番を演奏した。

今年はそれから40年という年にあたり、渡辺翁記念会館で大きな演奏会をやってみようと実行委員会が動き出した。
5月12日(月)午後7時より宇部の大重という店で第1回の実行委員会が開かれた。
宇部日報の脇社長、宇部好楽協会の道中氏、玉井氏、宇部市文化創造財団の緒方氏、宇部オケ後援会会長佐藤氏、その他宇部オケのメンバーに石井啓一郎&啓子が加わって話がはずんだ。
結局、日にちは11月7日(金)夜、主催は実行委員会、事務的なことは宇部市文化創造財団で という方向で行くことに決まった。
何とかチケットの販売を600以上にできるよう皆が力を合わせようと言ってくれた。
これからたびたび宇部へ足を運ぶことになると思う。
市民をも巻き込んだ大きなうねりになることを祈っている。