3月30日(土)午前10時から宏樹庵にて宏二郎展が始まった。
宏二郎と藍は28日午前中にここへ来て、絵の展示、パンフレットの印刷、そして庭の竹灯籠などの準備をしてこの日を迎えた。前日のうちに医療センター辺りからここまで6箇所にスタッフ達が矢印の付いた看板を立ててくれた。

昼間はちらほらお客さんがみえた。そのお客さんの一人が早、小さな絵を買ってくださったりした。
午後5時からのオープニングパーティのお誘いを何人かに出したところ、15人ほどと思って算段していたのに25人以上の方が集まってくださってうれしい悲鳴。藤重さんの挨拶に始まり、宏二郎も挨拶し、30分くらいヴァイオリンとピアノの演奏を披露した。
その後、少しの時間、料理の準備をしている間、絵を見ながらの歓談。そして宴が始まると皆さんとてもよく飲まれて、あっという間にビール1ケースが空いてしまってびっくりした。お酒も進み、終わった時は8升無くなっていた。
料理は啓子お手製のソーセージ(また作った!)、サワークラウト、オイルサーディン(コイワシの生きの良いのがここでは手に入るからできること!)などのカナッペ、鮭の冷製、等など、ディナーコンサートの時とは全く違った料理が13種類も並んだ。その中には藤重貞子さんが作ってくださった岩国寿司も並んでいた。どれも好評で、私一人でこれだけ作るのは少々大変だったが、ほっとした。

そして何と、大きな絵「泉」が売れたのだった!!!
買い手は五橋の酒井さん。ほかにもこの絵が欲しいという人はいたのだが、真っ先に手を挙げたのが酒井さんで、彼の物になった。
彼は今、吉香公園の並びに家を新築中で、それはいろいろなお客様を接待するための家だそうだ。屋号を「臨川(泉?)館」と言い、この絵を飾ろうとお考えになったようだ。
この絵は、今年のリサイタルのチラシのために、リサイタルのプログラムの中のシマノフスキー作曲「アルトゥーザの泉」からイメージして宏二郎が描いてくれた。大変美しい絵なので、皆、気に入るだろうとは思っていたが、スポンと売れるとは意外で、またうれしかった。

宏二郎展は4月7日まで続く。
展示してある絵は私のカメラではうまく撮れないので、宏二郎のサイトを見ていただきたい。
そして是非こちらへお運びください。

外は桜が満開です。


宏二郎展始まる
玄関には桃の花が翼を開いて羽ばたくように

宏二郎展玄関



宏二郎展3


宏二郎展4