8月28日(月)今年の夏の最後のお客さん、石窯を作ってくれた大工さん3人を迎えて、またピザを焼いた。
その日のメニューはピザの他、フォアグラ、ゴルビージャックの厚切り、卵ときゅうりのカナッペ、畑の野菜たち、オクラとしし唐と茄子は焼いて、紫玉ねぎはスライス、枝豆、ゴボウの素揚げ、しし肉のクリーム煮いんげん豆添え。

8月3日に火入れ式をした石窯。瓦と土で作り、二層に分けているのは分厚い大谷石。下段で薪を燃やし、奥の隙間から炎が上がって来る。ピザを焼くのは今回で4回目。初めての時は人数も多かったが、40センチのピザを5枚も焼き、多すぎて翌朝食もピザとなってしまった。それからは2枚ずつ焼く。どれも美味しく焼けたのだが、いま一つパリッとしない。今回は思い切って小麦粉の量を3分の2にし、石の上に網を置いて空気が鉄板を覆うようにしてみた。粉が3分の2(薄力粉100強力粉100)でも十分に40センチの大きさに伸ばせた。午後6時半に食べ始める予定だったので、火は4時45分頃から燃やし始めた。火の加減が難しく、石井は台所にいる私に10分ごとに今何時か聞いてくる。6時20分に1枚目を入れる。これは前より早く、5分位で焼き上がった。すかさず2枚目。これはクッキングシートの上に乗せておいたので、そのシートごと鉄板に乗せた。今まで2枚目は鉄板の上の作業ではなかったので形が崩れたこともあったが、この方法なら簡単だった。しかし、火力が少し衰えてきて、縁がこんがりとは焼けなかった。でも美味しく頂いた。

火の好きな石井の念願の石窯完成(この後、ここに屋根も付ける予定)だったが、火のコントロールが難しくて、なお、予想以上に薪が要ることも判明。私達二人のためだけにピザを焼くのは労力の使い過ぎと思う。それとも半径の小さいピザなら簡単なのだろうか。だれか、体験話を聞かせて下さい。

それにしてもこの夏、宏樹庵に寝泊まりした人に、食事だけ一緒にした人も加えると、大人20人子供16人計36人!!!

石窯
ハムとトマトのピザとシーフードのピザ
石窯1
立派な石窯。背景の崖もよく合っている。