4月12日宏樹庵と幸明館にて宏二郎展が始まる。
今回はコロナウィルスの感染拡大で直前になって延期しようかと家族で話し合ったが、宏二郎はこの世界中の波に呑み込まれたくない、こんな時だからこそ、一人でも来て観て良かったと思ってくれる人がいるなら開催したいとの強い意向で、結局開催することになった。
しかし、いつも行っているオープニングパーティはキャンセルが相次ぎ、止めることに。今回試みに企画したギャラリーツアーの後にお茶会をしてお茶の先生にいらしていただくはずだったのに、その方も、コロナウィルスの影響で急きょ辞退され、藍が即席でお茶を点てることになった。
お茶会で出す和菓子は岩国の老舗、昭和堂さんが宏二郎の絵の雰囲気に合わせてわざわざ創作して下さったもの。普通青い色はお菓子には使わないが、青がにじんだようなお菓子になっている。

メインの絵はろうそくが何本も並ぶ大きな絵。しみじみと眺めていると、心の中のろうそくも揺れ始める。
この古民家の静かな空間で自分だけに語りかけてくるような絵をどうぞご覧ください。

4月12日(日)から19日(日)、午前11時から17時まで。13日の月曜日は休館。

IMG_1132

IMG_1136

IMG_1135