2015年10月

音と色彩の響流

9月から10月にかけて京橋で個展、11月12日から18日まで神奈川県たまプラーザで個展、12月4日から24日まで香港で個展、と、今や大活躍の宏二郎の絵とともに石井啓一郎&啓子の演奏も楽しんでいただこうという企画です。ポルシェセンターにはフルサイズのシュタンウェイピアノがあり音もとても良いとの事です。師走のお忙しい時期ではありますが是非お運び下さい。

12月12日(土)午後6時開演
山口日産自動車株式会社ポルシェセンター山口ショールーム
(山口市大内御堀1220-1 ℡083-922-1911)
3000円
主催・お問い合わせ 松永ピアノ 083-973-1877

モーツァルト:「愛する人を失ひぬ」による変奏曲
ヤナーチェク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
外山雄三:七つの山口民謡より
外山雄三編曲:出船 浜辺のうた
フーバイ:そよ風
サラサーテ:チゴイネルワイゼン

12日もしご都合が付かない方も絵は19日まで展示してあります。

ポルシェセンター演奏会

1015日またもう一つ蛇の抜け殻発見!!!



この10日間ばかりの間に5匹の蛇が宏樹庵の玄関で脱皮した。皆、同じくらいの大きさで、顔の細部まで綺麗に残っていて、よくもまあ、こんなに上手に皮を脱ぐことが出来るものだと感心する。それも何故いつもこの玄関で???  何匹の蛇が宏樹庵に住んでいるのだろう。



Facebookにちょっと画像を載せたら友人がすぐ、



「その皮を財布に入れておくとお金持ちになれるよ。」



と教えてくれた。



こうやって玄関に並べて飾っておくだけで何かいいことが起こるかもしれない。



先日は池に蛇がいた。よく見るとどうやらマムシのようだ。しかし、ぼんやりと水面に浮かんでいて動かない。石井が死んでいるのかと思って網で掬ってみた。それでもじっとしている。池の端に降ろすと少し動いた。あっ、眠っていたのか!!



二人でびっくりして見ていると、コソコソと草陰に去っていった。



マムシも自分に危害が及ぶと感じた時や、自分の子供が危ない時に人間に向かってくると言う。あのマムシにとっては池で昼寝が出来る位、宏樹庵は居心地がいいのだろうか。

蛇の抜け殻
 



10月16日、66歳の誕生日。
65歳の誕生日の時はそれ程何も感じなかったのに、66歳となると70歳に大変近づいたような気がして、ふーむと思った。
お蔭様で検診を受けてもどこも悪くないし、どこも痛いところもない。
毎日美味しくお酒を飲んで、その日嫌だったことも忘れて寝る。
ただ、浴びるように飲んでいた時期より少し酒量は減った。

石井は今日はお誕生日だからと、庭のホトトギスを取ってきて酒宴の花とした。今ホトトギスの花は満開。何気ない花だが、こうして活けてみるととても美しい。
瀬戸内海の鯛やサザエ、畑のしし唐やピーマンなどを七輪で焼いていただきました。
お味噌汁は野菜たっぷりのけんちん汁にしたのだけど、ゴボウやオクラも入れた。畑で採れたもの。大変香りが良い。
大葉春菊のおひたしも美味しかった。

宏二郎が一青の写真をお誕生日のプレゼントに(?)送ってくれた。
武士のように泰然自若としている。
成長を楽しみに元気で生きよう。

誕生日
濡縁での酒宴
七輪
いつも活躍する七輪。これは七輪専門店で買った本物。かなり重い。空気の入り口が二つあるので火の調節がやり易い。
一青8か月
宏二郎の長男、一青8か月。


 

10月10日(土)午後2時より日本フィルハーモニー交響楽団宇部公演が宇部市の渡辺翁記念会館にて開催された。
宇部興産グループのチャリティーコンサートとして毎年催されるこの演奏会は今回8回目。
石炭産業から起こり現在では様々な分野の製品を作り出している宇部興産。創業者は宇部の人であり、宇部市と密接につながり合って発展してきた会社ならではの、宇部のまちに社会的に貢献するという姿勢のもとでこのコンサートは始められた。チケットの売り上げは全額寄付。その中には市内の中学校に楽器を寄贈することなども含まれる。
これだけ地域に根付いている会社は日本中あまり例がないだろう。
岩国にも東洋紡など様々な会社があるが、皆誘致によってそこにある会社で、その利益を地域に還元しようとするような姿勢はない。
また、宇部には戦後間もない頃から、宇部興産副社長だった俵田寛夫氏が私財を投げ打って、世界的に有名なシゲティ、コルトーなどを招聘し、広く市民もそれを享受していた歴史がある。それが現在まで市民のDNAの中に生きているような感じがする。
宇部興産とて、日本の会社の中でとりわけ業績の良いという程でもない。それにもかかわらず、文化を大切に育てようというこの企画は、市民に非常に喜ばれている。毎回、満席になるということにもそれは表れている。

今回は指揮に国内外で活躍中の飯森範親さん、ヴァイオリンのソリストに若手有望格の尾池亜美さんを招いて、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と交響曲第3番「英雄」が演奏された。どちらも50分近くかかる大曲。演奏の前には指揮者とソリストによる曲についてのお話しなどがあり、大曲への理解を深めた。

翌11日(日)には、日本フィル管楽器奏者によるクリニックや、クリニックに参加した生徒も交えての演奏会がアクトビレッジおので、また、山口大医学部付属病院や宇部興産中央病院のロビーでは弦楽四重奏のふれあいコンサートが開催された。入院患者さんや看護師さん、教授その他大勢の方が聴きに来られた。中央病院では石井が率いる常盤湖畔室内合奏団の演奏もあり、子供たちが可愛いドレスを着て立派に演奏する姿に賞賛の声があがった。

コスモスが咲き乱れ、風に揺れて、気持ちのいい2日間だった。

宇部公演開場
1時20分の開場時間にはたくさんの人が列を作っていた
開演前トーク
飯森さんと尾池さんのトーク。左の人は手話をする人。
いよいよ開演
いよいよ開演、コンマスは木野雅之氏。
山大病院ロビ-コンサート
開演前いろいろな方が集まって来られる山大付属病院のロビー
石井カルテット
石井カルテットによる演奏

コスモス
 

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