2015年09月

石井啓子アンサンブルシリーズを開催します。

日時 12月2日午後7時開演
場所 東京文化会館小ホール
全席自由 4000円
出演 ヴァイオリン 石井啓一郎 石突美奈
   チェロ  桜庭茂樹
   フルート 石井陽子
   ピアノ  石井啓子
プログラム モーツァルト:ピアノ三重奏曲 KV502
                  ウェーバー:ピアノ三重奏曲 作品63
      ウィニアフスキ:エチュードキャプリス
      ブラームス:ピアノ三重奏曲 作品8
お問合せ 啓&啓倶楽部℡0827-32-8352
     プロアルテムジケ℡03-3943-6677
     日本フィル℡03-5378-5911
     東京文化会館チケットセンター℡03-5685-0650
後援  (公益財団)日本フィルハーモニー交響楽団

モーツァルトは石突美奈さんと桜庭茂樹さん、私、ウェーバーは石井陽子と桜庭茂樹さんと私、ブラームスは石井啓一郎と桜庭茂樹さんと私という3組のトリオをお楽しみください。

アンサンブルシリーズ
 

10月10日 日本フィル宇部公演 渡辺翁記念会館
10月11日 宇部市中央病院 山大付属病院 訪問演奏会
10月24日 石井教勉強会 東京音大指揮科レッスン室
11月7日  岩国市美和町身障者施設慰問演奏会
12月2日  石井啓子アンサンブルシリーズ 東京文化会館小ホール
12月5日  チェルノブイリ救済チャリティーコンサート 宇部カトリック教会
12月6日  ふれあい参観チャリティーコンサート 宇部市川上中学校
12月12日  音と彩の響流 山口市日産ポルシェセンター

宏樹庵には小さな小さな心字池がある。
池の周りの苔は曾祖母が大事にしていたと言う。
石井も大事にしてくれていて色々な苔が密集している。
カエルはふわふわの苔を自分の布団と思っているらしく、いつも何匹か日向ぼっこをしているかのようにじっと座っている。
今日も一匹、3センチ位のちっちゃなカエルが眠っているのか起きているのか、じっとしていた。カメラを近づけても動かない。無関心のようだ。
池の中には金魚が6匹いる。前はもっとたくさんいたのだが、鳥に食べられてしまったのか今6匹しかいない。でもこの6匹はとても美しい。尾ひれが長く、優雅に泳いでいる。連れ立ってあっちへ行ったりこっちへ来たり。その金魚の泳いでいるのを見ているうち、ふと何か黒いものがいるのに気づく。一緒に泳いでいたのはイモリ。時々赤い腹を見せて水面を覗いてみたり、池の中を泳いだり歩いたりしている。
よく似た身体だが、家の中にいるのはヤモリ。
宏樹庵ではよく見かける。
夏、晴香たちが来ていた時、ヤモリが何かを狙っている様子に気づいた。みんなで息をひそめて見ていたら小さな蛾が来て…―
パクッ! ああっと言う何とも言えない子供たちの歓声があがった。
家の中には蜘蛛が何匹もいる。大きいのや小さいの色々。アシダカグモといって巣を作らない蜘蛛なので家のあちこちを歩き回っている。宏樹庵に泊まったある人がその蜘蛛を「アレックス」と名付けた。それ以来、その蜘蛛は脱皮しても何代目かでも「アレックス」。普通は人の気配がすると逃げるのだが、このアレックスはここが自分の家なのだからと、人が近づいてもおかまいなし。そんな所を歩いていると踏まれちゃいますよと、私によく注意されている。
2階のベランダにアマガエルがいる。
物干し台にちょこんと座っていたり、君子ランの花の中にいたりしたこともある。このカエルは池では見かけない。いつも2階のベランダにいる。小さな虫などは食べているのかもしれないけれど、水がない所でどうして生き延びていられるのだろうか。カエルに聞いても喉をヒクヒクさせるだけで答えてくれない。

宏樹庵では虫も人もみんな仲良く同居している。
みんな可愛いですよ。

キクイモやホトトギスの花が咲き始めた。

カエル
ちっちゃなカエル。ツチガエルの仲間?
金魚
金魚たち
イモリ
イモリ。お腹が赤い。
ヤモリ
台所の窓にいたヤモリ
アシダカグモ
アシダカグモ。これは大きい方。望遠レンズで撮ったのではありません。物差しを近づけてもカメラを近づけても逃げない。
蜘蛛曰く「あんた、何してんの?」
アマガエル
ベランダのアマガエル
君子ランの中
君子ランの中に。(4月23日撮影)
モンキアゲハ
美しい蝶もよく来る。これはモンキアゲハ。
キクイモ
キクイモの花
ホトトギス
ホトトギスの花も咲き始めた。

 

9月19日から22日まで4回目のミュージックキャンプ宇部が開催された。
レッスンが2回俵田邸であり、最終日にヒストリア宇部にて発表会をする。参加者は山口県下(下関市、周南市、防府市、山口市、宇部市)の26人と東京、千葉、横浜からの5人で合わせて31人。6月から7月にかけて応募してきた参加者は7月末にはグループと曲目が決められ、9月19日のミュージックキャンプ初日までに個人練習を、可能ならグループでの練習も重ねてレッスンに臨む。宿泊は宇部市内の人は自宅だがそれ以外の人はココランドやユースホステル。常盤湖のすぐそばで大変眺めが良い。
19日10時からレッスンが始まった。
故俵田寛夫氏の遺影が見守る中、ピアノ三重奏や五重奏、弦楽四重奏など14組のグループのレッスン。講師はヴァイオリンが石井啓一郎、チェロ桜庭茂樹、ピアノ石井啓子。今回はチェロばかり8台並んで弾く曲があった。ヴィラロボスのブラジル風バッハ。ベルリンフィルのチェロ奏者が来日した時は12人で8パートを弾いていた。これだけのチェロ奏者が俵田邸に集まったのは初めてだそうだ。俵田氏もきっと喜んでいるに違いないですと管理人さんが言っていた。
このイベントはピアノ三重奏や弦楽四重奏など室内楽の講習会なのだが、「キャンプ」という名が付くのだからと、参加者の何人かでユースホステルの庭を借りて火をおこし、レッスン後はバーベキューを楽しむ。レッスンの緊張感とみんなで一緒に食べたり飲んだりすることで自分の視野を広げることができるのがこのイベントの特徴と言えるかも知れない。
最終日22日の10時からヒストリア宇部にて会場練習、午後2時開演。
何年かに一度の長い9月の連休の最中だったにもかかわらずお客さんは集まって下さり、変化に富んだプログラムを楽しんでくださったようだった。
終演後、ユースホステルで打ち上げがあり、チェロ四重奏や、曲の途中でチェロをぐるっと回す仕草のあるプリンク・プランク・プルンクの演奏などみんなで楽しんだ。

俵田邸でのレッスン風景
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲
トリオのレッスン
それぞれの講師から指導を受けるブラームスのピアノ三重奏曲のメンバー
チェロ八重奏
チェロ八重奏、圧巻の響き
弦楽合奏
子供たちの合奏、レスピーギのシチリアーノ
チェロ八重奏
チェロ軍団
ピアノ五重奏
非常に珍しいヴォーンウィリアムズのピアノ五重奏曲、コントラバスが大活躍
打ち上げで2
打ち上げでチェロ四重奏、楽器の値段は全部で云千万円?
打ち上げで1
プリンクプランクプルンクの演奏
打ち上げで3
小学生も堂々とした演奏を披露
 

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