潮風を浴びながらちょっとドライブをした。
と言っても宏樹庵から20分弱。国道188号線を下る。由宇駅を過ぎてまもなく、潮風公園みなとオアシスゆう。
今朝の新聞に7月のオープンに先立って山口県にある海水浴場44箇所の水質検査の結果が発表された。ここ潮風公園は「特に良好」と出ていた。
由宇町は今は岩国市に吸収合併されたが、元は独立した町で私の従妹筋の人が町長をやっていた。彼の在任時代に大がかりな開発に取り組み、この公園が出来た。
ビーチは450メートルとかなり長いし、砂浜も広い。海岸に沿って散歩道もあり、イベントスペースや野菜、海産物などを売るお店もある。工事をしている時は、そんなにお金をかけて本当に人が集まる所になるのだろうかと心配したが、結構好評のようだ。
きょうはまだ人もまばらだったが、梅雨の晴れ間の海風は気持ちが良かった。

すぐそばに港があり、江戸時代から北前船の寄港地だったそうだ。明治のはじめ頃は、米、木材などを運び出し、交通の中心地だった。
漁業も盛んで、エビ、アジ、カレイ、タイ、その他いろいろ獲れる。この辺りのスーパーには瀬戸内海産の魚がずらりと並んでいて、どれもおいしそうだ。お寿司屋さんに行っても、まず注文するのはアジかコイワシ。ここで食べるようになってからは東京のお刺身が食べられなくなった。
そういえば、町長がまだ在任中、漁船に乗せてくれたことがあった。
底引き網漁船で、網を海底に沈めて走る。あとで引き揚げた網の中にはカレイやらタイやら、いっぱい入っていておすそ分けにあずかった。

 うすもやに遠のく梅雨の瀬戸の島


海辺の施設


海辺の施設

誰かが砂浜に残したモニュメント
誰かが砂浜に残したモニュメント

海水は透き通っていた
海水は本当に透き通っていた

瀬戸内海の魚が並ぶスーパーの売り場
瀬戸内海産の魚が並ぶスーパーの売り場